【大会レポート】🔥ひおくりバレット🔥個人7-1、チーム優勝!!デッキ紹介

投稿者 :トレカショップVOW on

みっつめ!ふたつめ!ひとつめ!こと、つめ店長です!

7/20(土)に開催された「第53回もーちー杯」に招待選手として参加してきました。


結果は個人成績7-1、チームとしても見事優勝を果たしました🏆

今回はその際に使用したデッキ「ひおくりバレット」を紹介します🔥

 

●「ひおくりバレット」とは?

このデッキ名をぼんやりと知っている方はいる思いますが、

・現環境でも強いの?

・どうやって戦うデッキなの?

という疑問をもっている方は多いのではないでしょうか。

 

グレンアルマ

そもそもグレンアルマの特性「ひおくり」を使用したデッキは過去にいくつか存在していましたが、明確に強化された要因が最近で2度あります。

 

①ヒビキのホウオウexの登場

ヒビキのホウオウex

熱風のアリーナで登場した「ヒビキのホウオウex」によるエネルギー加速です。

盤面にエネルギーを2枚追加することが出来る強力な特性により、ひおくりでバトル場に供給できるエネルギーを補うことが容易になりました。

後ほど解説しますが、ヒビキのホウオウex自身で攻撃を続ける戦術も現環境では有効なことが多いです。

 

②プリズムエネルギー、レシラムexの登場

プリズムエネルギー】【レシラムex

ブラックボルト/ホワイトフレアで登場した2枚により、戦術の幅がぐんと広がりました。

プリズムエネルギーは、たねポケモンについていればどのタイプのエネルギーにもなるため、ひおくりでバトル場にエネルギーを供給することが出来ます。

たねポケモンを変幻自在に操り戦うこのデッキにおいては、非常に相性の良いカードといえます。

 

●当日使用したデッキ紹介

まずはおおまかな解説から!

【ポケモン】

根幹となるカルボウ、グレンアルマラインを厚く採用して、アタッカーを各1枚、サイド落ちを防ぎたいポケモンは2枚にして構築しています。

【トレーナーズ】

1ターン目からの展開力にウェイトを傾けつつ、後半の復帰力も意識した配分にしています。

【エネルギー】

プリズムエネルギーの4枚は確実。

基本エネルギーは最低6枚かなと考えています。今回は多い目の7枚にしました。

 

続いて各カードの採用理由を解説します。

 

●各カードの採用理由

ヒビキのホウオウex】×2

先述の通り、ひおくりバレットが強化された要因の1つであり、現環境に有効な技を持つサポート兼アタッカーです。

基本的には場に1体いれば、サポートとして十分機能してくれます。

また、対マリィのオーロンゲex、ドラパルトexなどの中打点+ダメカンを撒くデッキには、技「シャイニングフェザー」で回復しながらダメージを与える戦術が有効です。

 

【カルボウ】【グレンアルマ】×各3

このデッキの根幹である2枚。とはいえ場には最大2体立てば問題ないので各3枚にしています。

 

リーリエのピッピex】×1

特性「フェアリーゾーン」により、流行りの「ドラパルトex」「タケルライコex」の弱点をつくことができます。

プリズムエネルギー+炎エネルギーで1パンを狙えます。

また、デッキに入っている「ミュウex」「ラティアスex」も恩恵を受けることができます。

 

テラパゴスex】×1

「ゼロの大空洞」のトリガーとして場に出しておくことが多いですが、炎エネルギー2個で比較的簡単に高火力を出せる技を持っています。

序盤から終盤まで、あらゆる場面でサイドを進めるアタッカーとして活用できます。

プリズムエネルギー3枚でクラウンオパールも宣言できますが、無理に狙うプレイはせず、自然と狙える状況が整った時に使用しましょう。

 

オーガポンいどのめんex】×1

ひおくりを利用した序盤の「げきりゅうポンプ」が強力です。

2進化デッキの進化元を同時にきぜつさせるプレイングが出来れば、相手のテンポを著しく遅らせ、そのままサイドを取り切って勝つプランも取れます。


テツノカイナex】×1

非ルールデッキや2進化デッキには、「ごっつぁんプリファイ」でサイドレースを優位に進めることが出来たり、あらゆる対戦でフィニッシャーとして活躍してくれることもあります。

先日のイベントでは、フリー対戦も含めて合計6回のごっつぁんプリファイが炸裂しました⚡

 

レシラムex】×1

このデッキにおける最大火力は比較的乏しいのですが、サイドが減った状況からのブレイズバーストは非常に強力です🔥

HP300超えのポケモンに対して100前後のダメージを乗せておき、倒されたところをブレイズバーストの高火力できぜつさせるカウンタープランは、念頭にあると良いでしょう。

 

キチキギスex】×1

現存しているデッキにおいて、採用率が非常に高いサポートポケモンです。

ただし、このデッキにおけるキチキギスexはサポートに留まらず、トリッキーなアタッカーとしても活躍します。

最後のサイドカード1枚を取り切れない場合のトドメとして「クルーエルアロー」でゲームセットすることもあります。

また、普段使われることが稀であることから、クルーエルアローへの警戒心が薄いとも感じます。

 

イキリンコex】×1

最近では先攻から特性「イキリテイク」を使い盤面を強化するよりも、後攻からサポートやポケモンのどうぐを使いながらスボミーでロック、2ターン目以降の動きに備えるデッキが多い印象を受けます。

しかし、ひおくりバレットにおいては先攻1ターン目にカルボウを並べたり、ヒビキのホウオウexの特性「こんじきのほのお」でエネルギーを蓄える動きが重要になります。

そのサポートとして欠かせない1枚となっています。

 

ミュウex】×1

ヒビキのホウオウexの特性によりエネルギーを手札から装填したり、ハイパーボールを多用する都合上、ミュウの特性「リスタート」による手札補充を活かす場面が多々あります。

先日のイベントでも、厳しい場面を何度も救ってくれました。

また、ひおくりにより「ゲノムハック」を比較的容易に宣言することが出来ます。


ラティアスex】×2

特性「スカイライン」は、たねポケモンをメインとしたひおくりバレットにおいて相性抜群です。

このデッキにおいて、逃げるエネルギーをゼロにすることがもたらす影響は非常に大きく、絶対に場に出しておきたいポケモンのため2枚の採用としました。

また、プリズムエネルギー2枚と炎エネルギーで200ダメージ出せることも魅力です。

「マラカッチ」でバトル場に縛られることもありますが、ひおくり→技の宣言できぜつさせ、乗り切ることもよくあります。

 

レジギガス】×1

高耐久の2進化テラスタルポケモン(雷バンギラスexを除く)をきぜつさせることが出来ます。

エネルギーの拘束がないため、炎エネルギーさえプール出来ていればすぐにテラスタルポケモンをきぜつさせることが可能です。

 

ハイパーボール】【ネストボール】×各4

理想の盤面を作り上げるためには必須カードです。

 

夜のタンカ】×3

博士の研究やイキリンコexの特性でトラッシュしてしまったポケモン、エネルギーを呼び戻す1枚。

状況に応じてアタッカーを使い分けるひおくりバレットにおいて、1枚とはいえトラッシュから拾うアクションは非常に強いため多い目の採用です。

 

エネルギー回収】×1

基本エネルギー2枚を場に補給するための1枚。

スーパーエネルギー回収も採用を検討しましたが、エネルギーが4枚以上トラッシュされている場面や、ヒビキのホウオウexが2体並んでいる場面は少ないと感じました。

貴重なハンドを確保しながら使用できるという点も加味して、エネルギー回収を採用しました。

 

プライムキャッチャー】×1

エーススペックの枠候補として「レガシーエネルギー」がありますが、昨今はバトル場を縛りながらコントロールするタイプのデッキが多い事と、「ごっつぁんプリファイ」や「げきりゅうポンプ」強く使えるほうが勝率が良いと感じたため採用しました。

守りよりも、攻めに徹するほうが良いデッキタイプのようです⚡

 

大地の器】×3

特性「こんじきのほのお」の能力を最大限にサポートできるカード。

ペパーやロケット団のラムダなど、確実にハンドに加える手段がないこともあり、多い目の採用としました。

 

勇気のおまもり】×1

1パンされる危機的な状況や、アドレナブレインによるきぜつを回避できる1枚。

タケルライコexの「きょくらいごう」の1パン要求値を上げるために使うことが多いです。

 

博士の研究】【ナンジャモ】×各4

ポケカプレイヤーなら誰もが知っているであろう強力サポートカード。

序盤の展開を強くしたいため、なるべく博士の研究を使用しますが、後半まで温存したいキーカードがあればナンジャモを選択しています。

 

ボスの指令】×3

前にいるポケモンを突破できないとき、相手の動きを止めたいときに!

序盤から終盤まで、何度もお世話になりました!

 

ゼロの大空洞】×2

ひおくりバレットはサポートポケモンを多数並べる都合で、ベンチの圧迫が大きな課題となりますが、ゼロの大空洞でベンチを広げることで枠の確保が実現します。

加えてリーリエのピッピexやテラパゴスexのダメージ拡大を担うカードでもあります。

本当は3枚採用したいくらいのカードです😂

 

基本炎エネルギー】×7枚

プリズムエネルギー】×4枚

プリズムエネルギー4枚は必須です。

ひおくりバレットを扱うにあたり、基本エネルギーは体感で最低6枚は欲しいと感じました。

 

●ひおくりバレットの基本動作

 

・カルボウをグレンアルマに進化させる。

・ヒビキのホウオウexを並べて炎エネルギーを供給する。

 

この2点が重要です。場か完成してしまえば、相手に応じてアタッカーを選び、エネルギーを装填して攻撃するのみです。

先攻を選択して、イキリンコex、ミュウex、グッズを駆使しながら少しでも理想の盤面に近づけましょう。

 

●注意点

①このデッキはグレンアルマの「ひおくり」によりほぼ成り立つデッキです。

グレンアルマがきぜつしても大丈夫なように、2体目の準備も怠らないようにしましょう。

 

②ラティアスexの特性「スカイライン」はたねポケモン限定となります。

うっかりバトル場のカルボウを進化させてしまい、アタッカーへのバトンタッチが出来ないなんてことが起こらないよう注意が必要です。

 

③プリズムエネルギーが炎エネルギーとして移動できるのは「たねポケモン」に付与されている時のみです。

グレンアルマにうっかり移動、もしくは手張りしてしまうと効力が無くなります。

 

④ヒビキのホウオウexが炎エネルギーを供給できるのは「ベンチの」ヒビキのポケモンのみです。

つまり、バトル場でスタートしたヒビキのホウオウexは、自身がベンチに下がらないと特性を発動できません。

バトルスタート時は、ベンチからのスタートが理想といえます。

 

●イベント当日のマッチング

1回戦 VSシロナのガブリアス 先攻 4-6❌

はい…このデッキ最大の敵と言っても過言ではありません。

先攻1ターン目からうまくポケモンを展開出来たものの、お相手のベンチにもガバイトが順調に並びます。

ボスの指令でガバイトをきぜつさせていきますが、サイドを2枚先制したところで、いよいよガブリアスexの登場です。

シロナのロズレイドもいることで、高火力、高耐久を前に苦戦。

ヒビキのホウオウexの攻撃と、手札に潜ませていたレシラムexで何とか1体のガブリアスexをきぜつさせサイド残り2枚。

サイドからテツノカイナexを救えたので、手札のボスの指令と合わせてごっつぁんプリファイゲームセット!

 

とはいかず、お相手のナンジャモでしっかりデッキ下に潜りそのまま敗北😇

レシラムexが380ダメージを出せる状況でしたが、それでも倒せないガブリアスくんは本当にすごい…

 

2回戦 VSNのゾロアーク 先攻  6-0⭕

先攻1ターン目からイキリテイクを駆使しながらカルボウとホウオウを並べます。

2ターン目にはグレンアルマに進化、オーガポンいどのめんex、プリズムエネルギーが揃い、先攻2ターン目にはげきりゅうポンプが炸裂!

ゾロアやヒヒダルマをきぜつさせ、そのまま押し切り勝利。

早く終わりフリー対戦もしていましたが、その際にはキチキギスのクルーエルアローが大活躍でした👏

 

3回戦 VSマリィのオーロンゲ 先攻 6-2⭕

順調に場を完成させ、まずはホウオウの攻撃でサイドを先制します。

オーロンゲとユキメノコが完成しますが、回復を交えながらの攻撃を進めます。

最後のサイド2枚はごっつぁんプリファイで締めくくり勝利。

 

4回戦 VSドラパルト 先攻 6-0⭕

ハイパーボールでイキリンコex…がおらず!手札も良くないためミュウexでリスタートしながら山札を掘り進めます。

なんとか2ターン目のリスタートで博士の研究に触ることが出来き展開していきます。

お相手もなかなかドラメシヤが並ばず、唯一場にいたドロンチをボスの指令で呼び出し、シャイニングフェザーできぜつさせる事に成功。

そこからはドラメシアが並ぶたびにげきりゅうポンプできぜつさせていき勝利。

げきりゅうポンプを連発できるのは、このデッキの強みですね🔥

 

5回戦 VSマリィのオーロンゲ 先攻 6-2⭕

互いに順調に場を整えていきますが、まずはこちらがホウオウでサイドを先制。

アタックしてきたオーロンゲに対してカウンターも考えましたが、中打点をオーロンゲにいれるより、後ろのマシマシラをきぜつさせてからのほうが1パンを回避できると考えて、ボスの指令で呼びながら倒します。

その後はマラカッチで足止めを受けますが、プライムキャッチャーで回避しながらげきりゅうポンプを放つことに成功。サイドは残り2枚。

オーロンゲの攻撃を受けますが、勇気のおまもりをつけたホウオウとレシラムの連携プレイにより、オーロンゲをきぜつさせ勝利。

 

6回戦 VSサーフゴーハッサム 先攻 6-0⭕種切れ

初手にボール系やサポートがなく焦りましたが、ミュウexでスタート出来ていました。

たねポケモンがハンドに多かったため、無理やりベンチ展開しながらリスタートでデッキを掘り進めます。

ただし、お相手の手札もかなり良くなかったようで、なかなかたねポケモンが展開できない様子。

こちらはホウオウでサイドを先制することに成功。その後もサイドから拾えた博士の研究からげきりゅうポンプに繋げることができ、最終的にたねポケモンを無くして勝利。

 

決勝トーナメント

 

1回戦 VSマリィのオーロンゲ 先攻 6-0⭕

カルボウは並びませんでしたが、早々にシャイニングフェザーの準備を済ませ、ダメカンを除去しながら戦うプランを考えました。

対するお相手はエボリューションをつけることは出来たものの、ベロバーを1体しか進化させることが出来なかったため、そこをボスの指令で狙い打ちます。

その後もこちらのペースを維持することができ、サイド2枚をごっつぁんプリファイで勝利⚡

 

2回戦 VSドラパルト 先攻 6-3⭕

ネストボール2枚スタートが出来たので、スボミーケアでカルボウ2体のうち1体に炎エネルギーをつけてターンエンド。

お相手はドラメシヤを並べ、かつしっかりシェイミを設置してげきりゅうポンプは通さぬという姿勢。

案の定スボミーのむずむずかふんで足止めを図ってきたので、カルボウのおにびでカウンターしサイドを先制。

その後もゼロの大空洞を張りながらベンチを広げ、アタッカーにレジギガス、グレンアルマ2枚を用意してサイドをもう1枚進めます。

 

いよいよお出まし!ドラパルトexによるばら撒きがはじまります。

サイド2枚を許しますが、用意していたレジギガスによるカウンター「ジュエルブレイク」が炸裂。

返しのターンでグレンアルマを前にして足止めされますが、テツノカイナを用意してプライムキャッチャー、からのごっつぁんプリファイで勝利!

 

●感想

レポートを見てお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、全試合先攻を取れました。

しかし、じゃんけんの勝率は然程良い訳ではなく、「後攻を選ぶデッキがめっちゃ多い」環境なのです。

そのため、今回のような理想的な先攻プランを実現できる確率が高い環境とも言えます。


また、「先攻をとってサイドを先制する」動きが強いデッキも、現環境では少ないように感じます。

でも僕はこのタイプのデッキが大好きです。(例:トドロクツキexとか)

逆に複雑なコントロールや、サイドを先制しない待ちのポケカは超苦手です笑

ですから、今回のようなひおくりバレットに辿り着いたのだと思います。

 

今回の記事では記述していませんが、対峙していない主な流行りのデッキ「サーナイトex」「タケルライコex」「リザードンex」対しても、絶望的なマッチングではないと考えています。

 

変幻自在にアタッカーを操り勝利するデッキ「ひおくりバレット」に少しでも興味が沸いた方は、この機会にぜひ触れてみてくださいね😊

 

それではみなさん!良きポケカライフを!つめ店長でした!


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